実施団体 中央区環境保全ネットワーク
担当部局 環境土木部水とみどりの課
実施までの経緯
区では、2006年から東京都檜原村にある「中央区の森」で、区民を対象とした体験ツアーを開催しています。
自然と触れる機会の少ない区民が、檜原村の自然・文化を体験し、交流の促進をめざしています。市民が自発的にイベント等を企画・実施することで、区民どうしの交流も活発化することが期待されています。
今回協働提案事業を実施した「中央区環境保全ネットワーク」は、これまで中央区内で環境に関わるさまざまな企画を実施してきました。そのノウハウを生かし、担当部局と協議を重ねて、区内の親子を対象とした「檜原村で中央区のふるさと大発見ツアー」を開催しました。
総勢47名が自然を大満喫
当日は参加親子・スタッフが合わせて総勢47名と、賑やかなイベントとなりました。山を歩き、「中央区の森」の活用状況についての説明を受けて理解を深めました。
また、親子で楽しめる自然体験では、子どもたちが「ヤマメのつかみ取り」、「川で自然観察」、「スイカ割り」等、都会ではできない体験に満面の笑顔、緑深い森の中での自然を大満喫した一日となりました。檜原村観光協会や地元のツアーガイドの協力もあり、「古民家訪問」など、檜原村の方々との交流も実現しました。
安全性もしっかり確保
団体は、ツアー実施にあたり、安全性の確保のため、事前に実地踏査や檜原村の関係者との事前確認を行って当日に臨みました。体験ツアー後は、参加者と一緒に報告パネルを作成し、区内5カ所の公共施設や、団体主催の「子どもとためす環境まつり」で展示を行い、ツアーに参加していない区民のみなさんに、「中央区の森」の様子や自然体験の大切さなどを伝えました。
参加者のアンケートからは、「空気がとても綺麗で爽やかだった」、「子どもが生き生きと自然と触れ合って楽しんでくれただけではなく、自分自身も川原や古民家などでリラックスできた」、「森の大切さも改めて感じることができた」など、満足度の高さが伝わってきました。
中央区環境保全ネットワーク
2002年設立。中央区の環境保全に取り組み、より良い地球環境を次世代に残すことを目的として活動。「子どもとためす環境まつり」をはじめ、区内の環境に関する企画等を区・企業等と連携して実施をしている。
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