実施団体 認定NPO法人芸術資源開発機構
担当部局 福祉保健部子ども家庭支援センター
実施までの経緯
子ども家庭支援センターでは、子育て中に起こるさまざまな課題を自主的な活動で解決するグループやサークルづくりを支援するための講座を実施してきました。今回、担当部局と認定NPO法人芸術資源開発機構が協議を重ねて、「親子でいっしょにアートデリバリー」を協働提案事業で開催しました。
定員を超える申込
芸術資源開発機構は、杉並区での活動実績・ノウハウを活かし、3歳までの乳幼児と保護者に向けた芸術プログラムを、9月に「美術造形」3回、1月に「音あそび」3回講座を行いました。親子が一緒に楽しめる芸術プログラムを、芸術家と共同開発して出前(アートデリバリー)するだけではなく、「コミュニケーター」役が子どもの行動や発言の創造性を言葉に変えて保護者に伝える独自のプログラムです。めずらしい取り組みということもあり、定員を超える申込の中、35組の親子が楽しそうにワークショップを体験していました。
身体で表現! オリジナル「音あそび♪」
参加者からは「最近中央区に引っ越してきて、これまで知り合うことがなかった人と顔見知りになることができたので、参加してよかった」、「子どもとアートの可能性について考えさせられるよい機会となった」といった声が寄せられ、満足度の高いワークショップとなりました。アートという共通のテーマに関心のある区民の繋がりが、緩やかなネットワークとなって発展することを期待します。
認定NPO法人 芸術資源開発機構
1999年設立。アートは、人間らしく生きていくうえで日々の生活に欠くことができないという視点に立って、高齢者施設、児童館や保育園、被災地へアートの出前(アートデリバリー)や小学校での美術鑑賞教育(神奈川県大和市受託事業)等、芸術と社会を結ぶ様々な活動を展開している。2012年12月に認定NPO法人を取得。
読者コメント