中央区の社会貢献活動をつなぐ「協働マガジン」

アルビオンさんとの繋がりは、中央ぷらねっと（中央区社会貢献企業連絡会）の定例会でお会いしたことがきっかけでした。公園緑化活動や、学校での講座活動をはじめ、地域貢献活動に積極的に取り組んでいると伺い、記念すべき第１回に取材をお願いしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「Kuukids」の園児とヤギとの触れ合い（銀座 紙パルプ会館）

取材当日は、企業が運営する事業所内保育所「Kuukids」（※）の園児たちが、NPO法人銀座ミツバチプロジェクトの活動場所である、紙パルプ会館を訪問。除草のために草を食べるヤギや、ミツバチの巣箱の見学にも同行させていただきました。

 （※）事業所内保育所「Kuukids」（クーキッズ）

多様なライフスタイルを持つ地域社会に恩返しできる取り組みとして、2009年に設立。実際に化粧品会社として本業の化粧品の販売部門である美容部員のキャリアの継続という側面からも保育所は求められていました。地域性を踏まえ、土日祝日を含む毎日21:00まで開園し、提携した他企業社員も利用できる環境も整っています。

 

 

 

 

 

 

 左奥：小池氏、左手前：土倉氏（アルビオン本社内）

同じ銀座地区で活動している「NPO法人銀座ミツバチプロジェクト」で採取されたはちみつを化粧品の原料に配合した「イグニスのボディケアシリーズ」を開発。企業からは、屋上緑化や採蜜活動に社員の人的支援、ミツバチの巣箱の寄贈、事業所内保育所の園児たちの見学企画などで連携しています。

その他、こんな質問もしてみました。

Q：地域活動で、気を付けている点は？

A：「継続性があること」「自己満足にならないこと」「Win-Win の関係が成り立つこと」

Q：NPO等と連携する際、連携相手に求めることは？

A：「Win-Win の関係が成り立つこと（双方の目的や趣旨を理解し合い役割を分担し、活動を進められること）」「連携分野に関する専門性」「運営組織に信頼性があること」「継続性があること」

アルビオンさんの、地域活動でも企業活動と同じように一過性ではなく、「継続すること」が必要だというコメントが印象的でした。そのために必要なものは、「社員の参画機会を提供する努力」という積極的な意見もいただきました。

担当のお二人からは、「どのような地域活動ができるのか、ニーズは変化するので、私たちも試行錯誤しながらすすめています。お勧めの地域活動が有れば、提案をお待ちしております。その時は、協働ステーション中央さん、間に入ってコーディネートしてくださいね」とのコメントをいただきました。

 

その他の取り組み「CSR ―アルビオンの社会的責任」についてはこちらをご参照ください。